タスクの再分解、そしてゴールに目を向けること

何事も「段階を踏む」意識は大切です。

スポーツにしても、勉強にしても、仕事にしても、タスクについても。

段階を踏み、適切な高さのハードルを設定し続けることが、物事を前に進ませます。

タスクを扱う際に、最も重要なプロセスと言えるのが、手順への分解です。

適切な順番、適切な大きさ、適切な難易度の手順にタスクを分解することができれば、あとは残りの1割か2割の力で、ただ処理していけば良いことになります。

ただ、その「適切さ」は、実際にやってみないと分からないものです。

適切な手順に分解したと思っても、実はそれでも取り掛かるのが難しかったり、更に前の手順があることに気づくこともあります。

分解は、必ずしも一度で終わらない、ということなのです。

まずは基本の分解と、次に取れそうな第一歩目

分解の基本は、「このタスクがゴールに向かうためには(あるいは完了させるためには)、どんな手順が必要か」を考えることです。

できれば、その都度書き出しましょう。

それができたら、その中で「次に取れそうな一歩目」を見つけていきます。

まずは、それだけに集中します。

人はマルチタスクに仕事をしていると思っていても、実際はシングルタスク(一度に一個ずつ)でしか取り掛かることができません。

大きなタスクを、小さな粒度のタスクに分解したら、あとは一番上のものだけ(一つだけ)に目を向けるようにします。

そして再分解する

「次の一歩目」に目を向けても、中々取り掛かるのが難しいことがあります。

そんな時には、タスクを再分解します。

「適切な手順になっていない」ことが、取り掛かりを難しくしている要因だとすれば、更に前段階の手順を見出す必要があります。

例えばレポートの執筆。

「序章を書く」といったタスクを、次の行動とさて見出したは良いけれど、中々取り掛かるのが難しい。

この場合は、きっと「序章を書く」が適切な「一歩目」ではなく、更に前段階の一歩目が必要なんだと捉えるべきです。

「難しければ、一歩下がる」

まずはこれが、再分解の原則になります。

下がり過ぎたと感じたら、ゴールに目を向ける

タスクに取り掛かるのが難しく、前段階、前段階、と手順を分解していくと、何だか無駄に下がり過ぎてしまったなと感じることがあります。

もしかしたら、分解に意識が向き過ぎて、石橋を叩き過ぎているのかも知れません。

そういった時には、タスクのゴールに目を向けると、方向性が定まることがあります。

結局の所、何のためにやろうとしていたのか。
そもそも、何をすればひとまず完了するのか。

そこに目を向けるようにすると、適切なハードルを改めて設定できるようになります。

「分解と次の一歩目」、そして「そもそものゴール」。

この両面を交互に見ていくことが、タスクをうまく扱っていくコツだと言えます。

編集後記

タスクの分解は、基本であるが故にとても奥が深いです。

まずは、手順に分解する意識と、できたら前へ、できなかったら後ろへ、下がり過ぎたらゴールを見る、という一連の流れを身につけられると良い気がします。

Profile

ひばち
ひばち
「行動の整理」「モノの整理」「思考の整理」という3つの整理を主軸に、日々感じたこと、考えたことを呟いていきます。 タスク管理の勉強会 TaskFreaks!!主催。

ご用の方は、こちらから。Twitterは、こちらから。