「温めて出す」から「出さないと温まらない」に

普通に生活していれば、誰でも「いつかやりたいこと」の一つや二つ浮かんでくるものです。

人によっては「夢」と形容されたり、「目標」と呼んだり、「願望」レベルのものもあるかも知れません。

「行動しなければ、夢は叶わない」という、ありふれた文言は、恐らくは真実なのだと思います。

ただ、その言葉だけで「やりたいこと」に向かって、誰でもすぐに動ける訳ではありません。

その言葉は「結果」であって「事実」であって、しかし「タスク」では無いからです。


行動を起こすには、未来を予知する必要はなく、綿密な計画が必要な訳でもありません。

きっと必要なのは「戦略」なんだと思います。

それも、「成功の為の戦略」ではなく、「失敗を前提とした戦略」です。

「行動の方針」と言い換えても良いかも知れません。

「上手くいく方法」ではなく、「上手くいかない方法をしらみ潰す」くらいの戦略です。

これは経験則ではありますが、確実にこちらの方法の方が、行動に結びつきやすいです。

「事実」や「結果」は中々タスクを生み出しませんが、良い「戦略」や「方針」はタスクを生み出します。

具体的で、一歩踏み出しやすいタスクを生み出します。

取り掛かりやすいタスクを生み出す「戦略」や「方針」を持つことで、自然と難なく行動に起こすことができるようになるのだと思います。


「取り組みやすいタスク」とは、その「失敗を前提とした方針」によって生み出されたタスクです。

「初めから完璧なものは作れない」という前提に立って、失敗と試行錯誤を前提とした戦略によって生み出されたタスクです。

温めて、温めて、満を持して出されたものは、一つの見落としによって崩壊します。

まず、完成度の欠片もない状態で出して、それから温める。

そうでないと、むしろ温めることすらできないのではと思う程です。

それは、外に向けたコンテンツであっても、人間関係であっても、自分自身の行動や習慣であっても同様なんだと思います。

まず試してみて、これは上手くいかないんだということを学び、まずまずのやり方だけを続けていく。

「うまく走る方法」を身に付けるよりも、「うまく転んで起き上がる方法」を身に付けた方が、どんな道でも走ることができます。

そう考えるようになってから、自然と「行動」が先に出て、少しずつ調整するようになり、とても動きやすくなった気がします。

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ひばち
ひばち
「行動の整理」「モノの整理」「思考の整理」という3つの整理を主軸に、日々感じたこと、考えたことを呟いていきます。 タスク管理の勉強会 TaskFreaks!!主催。

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